追悼: 9月11日 同時多発テロ

みなさん、こんにちは。
今日はそう、あの同時多発テロの日です。

9年前、今でも覚えています。2001年アメリカから帰って来て、ちょうど就職活動をして、東京で高校時代の友達とお好み焼きを食べていたら、夜の10時半とかにあのニュースが入ってきました。
最初は新しい映画の宣伝か何かと思っていたら、ニュースだという。。。

「これは戦争になる」

って誰もそのニュースを気にしていないお好み焼きやさんで一人で騒いでいたのを覚えています。

幸運にも友達で犠牲になった人はいなく(ニュージャージィの学校に行っていて、ニューヨークに就職した人やもともと家が近い人が多く、親友の父親もワールドトレードセンターで働いていたので、可能性はあった。実際、当日そこに行く予定だったのが、キャンセルになったという幸運な人もいました。)、でも、あのテロで亡くなったたくさんの人を思うと、人生って何なんだろうと考えてしまいます。

たまたま飛行機に乗っていたり、いつもの職場で働いていたら、飛行機が突っ込んで来る、って普通じゃ想像もできない。
恐ろしい。。。

でも。。。

あの後、メジャーリーグとかも一時休止になった。テロの標的となりやすい、人が一カ所に集まるのを避ける、という意味もあった。でも、再開された時、選手達は、怖さもあったと思うけれど、「国を元気づけるために」と今までよりも一層力を込めてプレイした。そして、お客さんも、「テロに屈しない」という姿勢を見せるために、試合会場に集まった。

それってすごいことだと思うんです。

たかだかスポーツのイベントに、テロの標的になるかも知れないのに、あれだけおおがかりで悲惨なテロがあった後に、あえて足を運んでゲームを楽しもうとする。。。

アメリカ人にとってのスポーツって、本当に文化なんだな、って。
自分達の誇りなんだなって。
スポーツって、本当に生活を豊かにするものなんだな、って感じました。

さて、話がそれてしまいましたが、今日だけは。。。
もし時間がある人は、黙祷してみて下さい。
別に同時多発テロ以外にも、亡くなっている人はたくさんいるのは知っていますが。。。

ただ、この普遍的な毎日がいつ取り上げられるかわからない。
そんな中で、今生活出来ていることへの感謝と、あとはそうやって普通に生活していて、突然命を奪われたり、家族を奪われた人たちへの、祈りの気持ちを込めて。。。
そういうことを忘れないのって大切な気がします。。。