Competitive Greatness

みなさん、こんにちは。

先週はトヨタ紡織との2連戦。デンソーはまだ若さもあり、苦しい時間帯も多かったですが、2連勝することが出来ました。

今週は三菱電機との対戦です。好調なチームなだけに厳しい試合になると思いますが、チーム一丸となって頑張るので応援よろしくお願いします。

さて毎週遠征が続いていますが、パッキングの最中とか遠征中によく聞くのが前にも紹介したことのあるAudio book。

音楽も聴きますが、以前このホームページで皆さんから教えてもらったモチベソング以降、何にも新しい曲入れてないですね。。。時代の流れに疎い自分です。。。

Audio Bookでは自分のバイブル、Wooden – A Lifetime of observations and reflections on and off the court (邦名:育てる技術)をもう何回聴いてるんですかね。。。

大学時代から繰り返し読んでいるわりに、読む度(聴く度)新しい気付きや発見があるんですよね。。。

シンプルですが、すごく深遠。。。

ご存知、ジョン・ウドゥンコーチの「成功のピラミッド」(知らない人はこのHP読んでいないに違いない!(笑))の頂点のブロックが「Competitive Greatness」、育てる技術の中では「競争力」と訳されていますが、自分はちょっと違う風に捉えています。「競争の中で力を発揮出来る強さ」というか、「厳しい競争によって引き出される人間個々が本来保有する偉大な力」というか、そんなニュアンスでしょうか。(ま、それが深い意味での競争力、なんですけどね!)

例えば、選手の中にも試合で力を発揮出来ない選手、逆に練習よりも試合の方が生き生きとプレイが出来る(そして、より一生懸命にプレイ出来る)選手といると思うんです。

後者は別に「さぼっている」訳ではなく、単に競争や、試合、という環境で練習では自分が引き出せない力が引き出せるのだと思うんですね。

でもいわゆる、プロフェッショナル、とか職人、とかは単にそういう状況や外の環境に関係なく、自分の力を出せるべきだとは思います。

でも。。。やっぱり例えばオールジャパンの決勝の場とか、JBLやWJBLのファイナルの場って、違うと思うし、そこを「違う」と感じずにいつも通りの力を出せるようになる状態が、「プロ」とか「職人」と呼ばれる人達で、Competitive Greatnessは更にその上を行く、何かそこで相手のスーパープレイにこちらもスーパープレイで応酬しあうような、そんな緊迫状態を楽しむというか、そんなことなのかなあ、と勝手に思っています。

選手だけじゃなく、コーチでもそうですよね。

厳しい状況に追い込まれると生き生きしてきて、スイッチが入るコーチもいますし、そういう人といると、「ああ、この人”持ってるなあ”」って思います。

自分がコーチしている選手でも、試合ですごいプレイをする選手を観ると、「すごいな」って思わず感心する選手も今までもたくさんいましたし、やっぱりバスケって良いなあ、って感じるんですよね。そういうプレイ見せてもらうと。。。

と、非常に中途半端ですが、Audiobook聴いてたら、「ああ、こういう風に人に感動を与えたり、人を動かせるから成功のピラミッドの頂点なのかなあ」とか感じたのでシェアしてみました。

ちょっと意味不明ですかね?

まあ、シーズン中は寝不足もあり、こんな感じです(笑)