2017.01.14

トニーから学んだこと① 〜テンプレート〜

皆さん、こんにちは。
いつもありがとうございます。

この夏、一番衝撃だったのは、三菱で一緒だったアントニオ・ラング(トニー)とかなりの時間を過ごせたことでした。
NBAに行き、2週間彼の家でずっと泊まって朝から晩まで一緒にいて、仕事中もずっとオフィスにいたり、コーチMTGに入れてもらったり、仕事してる横にいさせてもらい。。。
ついでに家族とのやりとりから同僚とのやりとりまですごく色濃く見られたので、いっぱいアドバイスもらえました。

ちょっとシリーズで書いていこうかな、と。

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一回目は「テンプレート(型)」の重要性について。

トニーはこんなことを言っていました。
「ジャズでは型が大事なんだ。型が明確なら比較も簡単にできる。最初は堅苦しいかと思ったけれど、クイン(シュナイダーヘッドコーチ)は天才で「型」をとても大事にしている。」

例えば、スカウティングレポート、ポストゲームレポートなどもすべて「型」がはっきりしている。何を調べて何を見る、ということがチームで明確にされている。

スカウティングレポートならこう:
・スタッツ分析
相手のスタッツからの傾向分析。オフェンス、ディフェンス。これも数ある中からコーチが明確にこれとこれ、と取捨選択している。
一枚で俯瞰できるようなシンプルな内容になっている。
・ビデオ
HCに提出分は30分以内、選手用は10分など、明確に定められていてその中でAC陣が自分の裁量で仕事をしている。自分はこれまでここまで具体的な指示を受けたことはないし、HCの時もなかなかACに伝えられずにいたため、指示が曖昧になってしまっていました。
・相手のディフェンス、オフェンス
トランジション、ハーフコート(ピック&ロール、ポスト、アイソ、セット、レギュラーオフェンスなど)、フルコート(スペシャルディフェンス、スペシャルオフェンス)など、あらかじめ名目が明確になっている。
*今Bリーグに導入したSYNERGYなどと連動させればかなり明確なデータが取れるはずです。
・選手交代パターン
マッチアップも含めここはかなり力を入れると言っていました。
この部分の整理は正直難しいんですね。誰がやられた、とか誰がやられていない、と言ってもチームディフェンスでやっているので一概に断定しにくいので。。。
でもここでのヒントもたくさんもらえたイメージです。

正直長年やってきて、自分の中でこうした「テンプレート」は持っていたつもりだったんです。でも改めて形として突きつけられると、ここまで整理してなかったなあ、と。どこかで暗黙知になってしまっていて、自分だけのケースバイケースになっていた。それだと周りには伝えにくいし、ましてヘッドコーチをやっている時は自分のAC(特に経験が少ない場合)は大変だなあ、と。経験があってもこちらが「型」を提示することで、より仕事の内容もはっきりするし、わかりやすくなるかと。。。

今年はなんでもとにかく「テンプレート」作ってみて、結構仕事の効率は上がりました。自分がHCの時に必要だった「テンプレート」も作ってみて、いろいろなコーチの意見を聞いていますが、この整理は間違っていないかな、と。今までは全然整理ができていなかった。

やっぱり「Learn from the Best」って大事だな、と。たったこれだけのことでかなりオリジナルも考えつくことができたので、常に勉強していかなければ、と思ったのでした。

ではでは

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